この言葉でイメージして思い浮かぶ人物像は同じで、確かに言われてみたら何が違うのか直ぐに答えることが出来ない人もいることでしょう。 さて、さっそくですが答えです。 この呼び方と違いは、
「神父」がカトリックで、「牧師」がプロテスタントです。 「神父」はカトリック教会、または正教会、東方正教会の聖職者
「牧師」はプロテスタント教会の聖職者
神父という言葉は、もとは中国語に訳された言葉を日本で用いていたもの。
そのため神父の「神」という字は、いわゆる「神様」ではなく、「精神」や「霊魂」といった意味で使われているようです。
牧師という言葉は、新約聖書の中でキリストが自らを「羊を飼う牧者」に例えたことに由来しています。
かつて羊は、牧夫(羊飼い)によって放牧されることが一般的でした。 転じて、牧師には「過ちを犯してしまいやすい羊(人々=民)を先導する」といった意味合いがあるようです。
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